長いコロナ禍のトンネルからようやく抜け出し、マスク着用が必須の生活から解放され、4年振りにご利用者やご家族の皆さんと言葉だけではなく表情を交えながら会話ができる当たり前のことに感動すら感じております。
当法人は、創設から6年目を迎え、法人本部ほか、障がい福祉サービス事業、保育事業、児童自立支援事業を札幌市内の中央区、東区、西区、豊平区、南区に11事業所を置いて運営していますが、近年、福祉を取り巻く環境は目まぐるしく変化し、福祉サービスの必要性は質・量ともに高まっていることを実感しております。
また、本年4月1日に、当法人として初めて新入職員7名の入職式を開催し、私からは相手の気持ちや意見を察して寄り添うことが出来る「共感力を持って欲しい」ということ、いきいきと働けるためには、「常に健康に留意」し、社会人として地域に貢献して欲しいと激励しましたが、私自身も初心に立ち返って考える機会を得、新入職員等がやり甲斐を持って働き続けたいと思ってもらえるように、職場環境を整えて行きたいと思っております。
今後は、少子高齢化が益々進み、医療・介護、障がい者、児童を取り巻く環境はさらに厳しくなっていくと思いますが、当法人の理念であります「子どもやそのご家族、高齢者、障がい者、だれもが、必要な時に、利用できる福祉サービス」を愚直に実践し、ご利用者や地域の皆様方から優先的に選択していただける事業所づくりに努めるとともに、地域福祉の充実発展の一翼を担える法人を目指したいと思いますので、皆様方のさらなるご指導とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
社会福祉法人 緑伸会 理事長 五十嵐 敏明
『緑伸会』という名前は、自然の緑の木々がすくすくと伸び成長していく過程を、サポートする法人会でありたいとの願いを込めています。
ロゴは1本の木をイメージしています。
木の幹の部分には「r」で表現し、木の葉の部分はイエローとピンクとグリーンで表現し、それぞれ「緑伸会の施設利用者様」「緑伸会で働く職員」「地域住民の皆様」緑伸会に関わる全ての人の、生きるを応援できる社会福祉法人でありたい、という思いを込めてデザインされました。
私たち法人の役割は、市民の生活向上の願いと共に「だれもが住みよい福祉の町づくりに貢献する」ことにあります。法人設立当初は、地域に保育所が不足している現状や、障がいのある方のくらしの場、はたらく場などが不足しているという状況をふまえて、認可保育園の開設、障がい福祉サービス事業(就労支援やグループホーム)の開設を行いました。(令和元年度より)また、特定の理由で一定期間自宅で過ごすことが出来なかった子どもたちと社会的な立場として「児童自立援助ホーム」を開設し、地域における社会的養護の機能向上を目指しています。(令和2年度より)
●保育事業部門では「よく遊ぶ、よく食べる、よく生きる」という保育理念とともに、子どもの発達と主体性を重要視しながら家族に寄り添った保育の提供を心掛けていき、園に通う子どもやご家族だけではなく、地域の皆様にとって必要とされる園を目指していきます。
●障害福祉サービス事業部門では、障がいのある方の居場所づくりを支援します。地域で働く、暮らしていくことを応援したい。利用者の皆さまが地域社会の中で与えられた「役割」をまっとうし、社会の一員として自信をもって生きていくことが出来ることを支援していきます。
●児童自立援助事業では、地域で暮らす子どもたちのセーフティーネットの構築に寄与するとともに、ホームを利用する子どもが円滑な社会自立を図る事が出来るように、生活、就労、教育の側面から専門的なアプローチを行っていきます。
法人名称 | 社会福祉法人 緑伸会 |
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創立日 | 2018年4月01日 |
理事長 | 五十嵐 敏明 |
従業員数 | 123 名 ※令和 5 年 4 月 1 日現在 |
業種内容 | 社会福祉事業 |
法人本部 | 〒060-0042札幌市中央区南22条西9丁目1番36号 クリエイトビル |
TEL | 011-688-7945 |
FAX | 011-688-7945 |
info@ryoku-sin.or.jp | |
HP | https://ryoku-sin.or.jp |
2018年5月29日 | 社会福祉法人 緑伸会設立 |
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2019年4月1日 | 札幌市認可保育園 「山の手あすみ保育園」を開園/札幌市西区 |
2019年4月1日 | 障がい福祉サービス事業所 「ぴあ山鼻」の開設/札幌市中央区(生活介護、就労継続支援B型) |
2019年4月1日 | 「相談室ぴあ」の開設(計画相談支援、障がい児相談支援) |
2020年4月1日 | 札幌市認可保育園 「平和あすみ保育園」を開園/札幌市西区 札幌市児童自立援助ホーム「とらい・あんぐる」の開設/札幌市西区 障がい福祉サービス事業所「コネクト山の手」/札幌市西区(共同生活援助) 障がい福祉サービス事業所「コネクト元町」/札幌市東区(共同生活援助) 障がい福祉サービス事業所「コネクト平岸」/札幌市豊平区(共同生活援助)をそれぞれ開設。(協力企業であった株式会社Endueとの事業統合) 障がい福祉サービス事業所「ぴあ山鼻」に宿泊型自立訓練、生活訓練事業を多機能型事業所として増設。 |
2020年6月1日 | 障がい福祉サービス事業所「ぴあ月寒」を開設/札幌市豊平区(就労継続支援B型) |
2020年9月1日 | 地域生活支援住宅「あかだも」をぴあ月寒と同一建物に併設/札幌市豊平区(共同住宅/公益事業) 障害福祉サービス事業所「ヘルパーステーションぴあ」を開設/札幌市豊平区(居宅介護、移動支援) |
2021年4月1日 | 相談室ぴあを札幌市東区に移転 |
2021年7月1日 | 自立生活援助事業の事業指定(相談室ぴあ) 重度訪問介護、行動援護の事業指定(ヘルパーステーションぴあ) |
2021年12月1日 | 相談室ぴあと相談室ぷらうむ(一般社団法人ぷらはる3)、相談室にじいろ(社会福祉法人はるにれの里)とで一体的管理体制による相談支援機能強化のための共同体を構成 |
2022年2月1日 | グループ法人であるNPO法人ハイファイブにてケアホーム「ゆうゆう」、グループホーム「ゆうゆう円山」を開設/札幌市中央区(共同生活援助 |
2022年2月28日 | 札幌市児童自立援助ホーム「ぴあ・くおーれ」を開設/札幌市南区 |
2022年4月1日 | ぴあ・くおーれに一時保護所(6名)を併設 |
2022年6月1日 | 障がい福祉サービス事業所「ぴあ月寒」に宿泊型自立訓練、生活訓練事業を多機能型事業所として増設 |
2023年6月25日 | 札幌市児童自立援助ホーム「はむん・ほーむ」の開設 |